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意識が変わるときには「パカっ」と音がする

December 25, 2017

意識改革が起きるときには自身の内側で確実に何かが壊れたような感覚になります。実際に脳内で「パカっ」っと何かが割れるような感覚があった、目の前の景色が突然鮮やかに明るくなった、「ぽん」と音が聞こえたという方もいらっしゃいます。その体験が訪れるのはサバイバルモードとは別の次元が必要です。

 

緊張と闘争、評価の果てに、その中でのストイックな生き残り方が必要なのだと信じるサバイバルモードを俯瞰して通り抜けると、自然にクリエイティブモードへと移行します。多種多様な背景の人々とともに、特段に目標がなくても、目標があったとしても協働することができます。クリエイティブモードでは好かれないと危険だという緊張がない状態になります。ただ、サバイバルモードであまりにも大きなダメージ受けた場合には、それを癒そうと自然治癒力が働くヒーリングモードがあります。

 

固定概念というのは、まさに固執した物の捉え方で固まるまでの壮絶な経緯とそれなりにそう考えたほうがよかった背景があることはいうまでもありません。つまり、生き残るために命がけで、その人自身がそう考えるにいたったわけです。命の危険を感じた時に事実に基づけない短絡的な決断をすることを幼児決断といいます。身体的な緊張の中でつくられ、その決断をした意識的な自覚が本人には全くないのと頑さが特長です。

 

私の幼児決断の一つは、「女は役に立たない」でした。それをまず頭が理解したときに思い出した記憶は、「男の子が欲しかったらしいのよ、あなたのパパは」と面と向かって言われた一場面でした。言われた瞬間の記憶あるものの、「女では役に立たない」と決断したのはさらに遡った頃なのだと思います。(ちなみにその記憶を無理に深追いすることはあまり意味をなしません。)

 

幼児決断は社会人になり、サバイバルモード呑み込まれた頃に最も顕著に現れ、役に立てそうなことなら何でも、自分自身とのハートとの同意がないままやっていました。それと同時期にミニスカートを使って何かを売り込むとか、泣き真似して受注をとってくるといった女性営業マンが山ほど輩出され、数字のためにそれぐらいやってのけなければ不能だと言われる時代だったように、サバイバルモードの中にいた私からは見えていました。

 

「僕には女の武器とか通用しないよ」と面と向かって言われたのは、コーチングのワークショップの中のあるトレーニングでの出来事でした。彼と目と目が合って、面と向かってまっすぐにそう言われた時、ハートの奥でパキッと何かが割れたような感覚があり、そのあと胸いっぱいに暖かい感覚が広がりました。その瞬間「この男の人は、自分と同じ人間なんだ。」と。感じ、まわりの景色が明るくみえました。その後、私はその気づきをきっかけに自分の内側にある娼婦的な元型と向き合うことになります。

 

個人セッションやワークショップでは、受け入れ難い自分の一面を繊細に発見する瞬間があります。その日の夜は、未来に対する大きな可能性が広っていくのを感じながらも、半信半疑な気持ちで眠りました。その日の朝、今まで自分がやってきたことが正しいかどうかや誰かを責める気持ちは消え去り、女性に生まれたことに愛と感謝を感じました。

 

それからは、物の怪が落ちた様に軽くなり、人間同士の生き方をしている人々と次々と出会う様になりました。ヒーリングモードは、現実を美しく感じる感度をあげるために必要なプロセスであり、それは命の根っこを滋養する大切な時間でもあります。

 

 

工業社会の文明人は、この”未開な”インディオから多くを、学ばなければならないと思う。外なる社会の日程表が守るが、内なる時間、心の時間に対する繊細な感覚を、わたしたちはとうの昔に抹

殺してしまった。個々の現代人には選択の余地はない。逃れようがないのだ。わたしたちはひとつのシステムを作り上げてしまった。ようしゃない競争と殺人的な成績一辺倒の経済制度である。

 

一緒にやってやらないものは乗り残される。昨日はモダンだったものが今日は時代おくれと言われる。舌を垂らしながら、他の者を追いかけ、駆けているがそれは狂気と化した円舞なのだ。一人がかける速度を高めると、みんな速く走らなければならない。それを進歩と呼んでいる。

 

しかし、そんなに急いでわたしたちは、どこから去ろうとしているのか?魂なら、わたしたちはもうずいぶん遠くに置き残してきた。だがそのためにできた空虚さは、身体もまた病気にする。麻薬薬物や騒音に、失った代わりのものを求めるのだ。クリニックや精神病院がいっぱいになる。魂を失った世界、これがわたしたちの目標だったのか?みんなで力をあわせてこの狂気の円舞を止め、ともに円陣を組んで地面に座り、黙って待つことが、本当にできない。

(ミヒャエルエンデ)

 

 

 

 

 

 

 

 

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